EVISBEATS / Just a Moment feat. vivi (2008)
サンプル?された曲:
ゴールデン・ハーフ / チョットマッテクダサイ (1971) (サンプルは0:00から)
サンプルのオリジナル:
Sam Kapu / Chotto Matte Kudasai (Never Say Good Bye) (1971)
今回はEVISBEATSのJust a moment (2008)。
奇抜なサンプリングが多いEVISBEATS。奇抜というのはちょっと語弊があるかもしれないけど。良く言えば元ネタの引き出しの種類の多さがすごい。今回の曲みたいな歌謡曲テイストのものもあればアジアや南米…なんか文章で説明できないけれど、無国籍料理って感じか。料理の味は3つ星、最高です。どの曲もものすごくファンキーでステキなトラックになってしまうからトラックメイカーとしてのすごい魔力を秘めていると思います。
さて、この曲のサンプリングなのですが、正確にはサンプリングではなくゴールデン・ハーフVer.のCHOTTO MATTE KUDASAIのEVISBEATS REMIXって言ったほうが正しいような。ウィスパーでREMIXと曲の最初に言っているのはそういうことなのかな?
で、この元ネタのゴールデン・ハーフのCHOTTO MATTE KUDASAIもSam Kapuというハワイの歌手のカバーだそうで。けっこうネットで探すといっぱい出てくるChotto Matte Kudasaiカバー。どれを聴いた上でJust a Momentが作られたかはわからないけれど、一番近いのはゴールデン・ハーフのVersion.
ゴールデン・ハーフのトラック?はハープや金管楽器、コーラス、ピアノなどが使われてる歌謡曲テイストなのに対して、Just a Momentはアコースティックギター、ベース、VIVIの声で元ネタのサンプル部分の曲の出だしを再構築してそれをループ化。その上にドラムをあててる感じです。この曲のベース部分がJazzy hiphop好きとしてはたまらない!