KICK THE CAN CREW / ONE FOR THE WHAT TWO FOR THE WHO Part. III (2002) (動画の21:05分から)
サンプルされた曲:
Lighthouse / Love of A Woman (1971) (サンプルは動画の0:00秒から)
Bill Withers / Hello Like Before (1975) (サンプルは動画の0:02, 0:11)
今回はKREVAとMCUとLITTLEの3人組、KICK THE CAN CREWの楽曲のサンプリングを解説したいと思います。
2015年現在アラサーでKICKやRIPなどのファンキーグラマーで日本語ラップに入ったって方々でこの曲が収録されたアルバム「VITALIZER」を知っている方は多いんじゃないでしょうか。
PT. IIIまであるこの作品(Pt1,Pt2はインディーズ時代の曲の入ったKICK THE CAN CREW GREATEST HITSに収録)、トラックはけっこうシンプルで、Bill WithersのHello Like Beforeのギター(動画の0:11から)を8小節のループとして使い、それにKREVAが作ったと思われるビーツを乗せてる形。さらにBill WithersのHello Like Before(動画の0:02から)のイントロのパーカッション音(この楽器なんですかね?)をギターループの1小節目に入れてVerseのキックインを盛り上げています。
HOOKはLIGHTHOUSEのLOVE OF A WOMAN(動画の0:05から)のコーラスをピッチ高めにして入れてます。
哀愁のあるトラックがたまらないこのONE FOR THE WHAT, TWO FOR THE WHOシリーズ。pt.IVいつか出してくれませんかねぇ。
(i-tunesにVITALIZERのアルバム出てるのにKICKオフとこの曲だけ入ってなかった…。サンプリング許可降りてなくて売るのはダメな曲なのかなぁ。